SNSとの付き合い方
「発信」も「休憩」も大事に
今や音大生にとっても、SNSは大切なツール。演奏動画の投稿や、活動の発信、他の音楽家とのつながりに活用している人も多いでしょう。自分の演奏を知ってもらうきっかけにもなりますし、将来の仕事につながる可能性もあります。
でもその一方で、SNSに振り回されてしまうことも。誰かの上手な演奏を見て焦ったり、いいねの数で落ち込んだり…。いつの間にか、スマホを開くたびに疲れてしまう、という経験はありませんか?
大切なのは、「自分に合った距離感」を見つけること。SNSはあくまで「道具」であって、自分を評価するものではありません。たとえば、「発信する日は週に1回」と決めたり、「フォローするのは応援したい人だけ」といったルールを設けると、気持ちが楽になります。
また、心が疲れているときは、一時的にSNSから離れるのもOK。1日、2日離れても、世界はちゃんと回っています。スマホを置いて、散歩をしたり、音楽に集中したり、自分だけの時間を大切にすることも、音楽を続けていくうえでとても大事です。
「つながること」と「休むこと」――その両方を意識することで、SNSとの付き合い方も、自分らしく心地よいものになっていくはずです。