音大時代に培った努力や
度胸をアピールして、
一般企業に就職しましょう!

一般企業に就職する

「音楽の勉強をしてきたのだから、音楽に関連する職業につきたい」こう思うのは当然のこと。
でも、音楽以外の道があることを忘れないでください。音大生は一般企業に就職できないなんてことはありません。音大での生活で努力したことは、音楽以外の道に進んだとしても必ず役にたちます。そして、そんなひたむきな音大生に魅力をかんじる企業もあります。音大時代に培った努力や、舞台を経験した度胸をアピールして、一般企業に就職しましょう!

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就職活動の具体的な内容

1. 業界・企業分析・インターンシップ

就職情報サイトや就活四季報、エージェント、インターンシップを通して、様々な業界や企業についての理解を深めましょう。特に就活四季報エージェントでは普段の生活で目にすることが少ないBtoB企業(法人向けの商品を扱う)の情報も多く、様々な企業と出会うことができます。

そして、今後のインターンシップは経団連のルール廃止(※)に伴い、学年問わず通年で開催されるようになります。参加者向けの早期選考やリクルーター特典を付けている企業も多いため、夏休みなど時間がある時に参加してみると良いでしょう。

また、ベンチャー企業や大手企業の一部は長期インターンシップも開催しています。一般の社員と一緒に働くため、ビジネススキルが付くだけでなく、面接時のアピール材料にもなります。興味があったら応募してみましょう。

就活ルール廃止による影響
就活ルールとは
  • 経団連の会員企業が採用に関して守るべきルールのこと
  • 現在のルールでは入社前年の3月に会社説明会が解禁され、6月に面接会解禁、10月に内定が解禁される
  • 就活ルールを破ることによる罰則はないため、一部の企業は独自のスケジュールで採用を実施している
メリット
  • 通年採用に変わることにより、選考に参加できる企業が増える
  • 学生は早期に内定を取得できた場合、残りの時間を自由に使うことができる
デメリット
  • 学生は早期に納得できる内定が取れなかった場合は就活が長期化し、学業が疎かになる可能性がある
通年採用が可能な企業は一部
  • 就活ルール廃止後も、多くの企業は現在と大きく変わらないスケジュールで採用を行う可能性が高いです。理由は通年採用の場合、一括採用と比べて企業の採用コストが増大するため、中小企業などではそのコストを割くことが難しいことが挙げられます。
  • したがって、就活ルール廃止後は自分の目指す企業によって、学生一人一人が就職活動の時期を考える事が大切です。

2. OB訪問

具体的な仕事内容や社風を知るためには、実際に現場で働いている人の話を聞く方法が有効です。大学のキャリアセンターなどで卒業生を紹介してもらう、またOB訪問サイトへの登録もお勧めです。

3. 自己分析

志望する業界や職種を決めるためには、自己分析が非常に重要です。これまでの人生の様々な場面を振り返り、自分の価値観やモチベーションが上がるポイントを理解することで、向いている業界や職種を知ることができます。
具体的には、モチベーショングラフを使用してまとめる方法がお勧めです。

一般企業就職を考える音大生へのアドバイス

音大を卒業後、演奏家以外の世界で活躍する人はたくさんいます。いったいどんな仕事をしているのか……。現在の仕事を選んだ動機や、就職活動などについて、音大出身で、一般企業などで働いている先輩のお話をお聞きしました。

近日公開予定!
「一般企業に就職した音大OB・OGに聞く」