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※過去、音大生向けの情報誌に掲載された記事の一部を転載しました。

 

 

活躍する先輩⑤

<対談>音大生はタフ!? 一般企業や教育界でもしっかり活躍できる!

 

国立音楽大学卒業 Tさん(B社メディア部所属)/

 Sさん(特別支援学校教諭)  /

Aさん(特別支援学校教諭)   

 

音大を卒業後、演奏家以外の世界で活躍する人はたくさんいます。いったいどんな仕事をしているのか……。

現在の仕事を選んだ動機や、就職活動などについて、国立音学大学出身で、学生時代からの友人でもある3人のおしゃべりから拾ってみました。

 

 

音大卒は珍しいから就職面接で目立つ⁉

 

 Tさん、またコンサートをやるの?

 

 今度はベリーダンスとのコラボ。知り合いの舞台で歌わせてもらうんだ。会社の帰りに

  カラオケボックスで一人で練習したりして、大変だよ。

 

 会社ではどんな仕事をしているの?

 

 私の仕事は会社が持っているキャラクターのプロモーション戦略を立てること。社内や権

  利元との調整で駆けずりまわったり、土日もイベントや視察が多くて、けっこう忙しいんだ。

 

 そのわりにはいろいろやってるよね。この前もブラジルに遊びに行ってたでしょ。

 

 あとでアマゾンのワニの写真を見せてあげる(笑)。忙しくても休めるときは休んで、年に

  1回以上は海外って決めてるの。

 

 B社は人気企業だから、Tさんが入ったって聞いたときは、すごいなって。音大の先生も職員

  も、音楽コンクールのことは詳しくて熱心だけど、一般の就職のことはあまり……。

 

 そう。ぜんぜん関心がないし、知らない。だから、一般企業をめざす友達と情報交換したり

  励まし合ったり、とにかく自力でやった。

 

 けっこう、受けたよね。

 

 うん。玩具のほか、アパレルやマスコミなんかも。私は小学校から音大の附属だったから、

  社会にるときは音楽以外の世界でと決めていた。ただ、音楽もそうだけど、人に楽しみ

  とか喜びを与える仕事がしたいって、漠然と思ってた。

 

 音大だから一般企業は無理っていうことはないよね。むしろ、プロの演奏家以外になる人

  のほうが多いはず。

 

 私のところにも後輩が何人か話を聞きに来た。

  うちの会社に入りたいというのではなくて、音大から一般企業に入るにはどうするか、

  いうことを聞きに。

 

 会社に音大出身はいるの?

 

 一人先輩がいた。音大は珍しいみたいで、入社したときから知らされていたけど。

 

 珍しいから、面接でも残る?

 

 そうかも。音大なのにどうしてってよく聞かれたし、目立ったのかも。それ、音大生の強み。

 

 

音大生は体育会系 ストイックで強い

 

 音大生って、ちょっと体育会系だから、企業は使いやすいかも。

 

 音大って、昔ながらの上下関係が続いているからかな。私も、学校では体育の先生と話が

  合う(笑)。

 

 門下生というか、上下のつながりが強いのは音大の特色だよね。確かに体育会。

 

 それに、ストイックになんでも頑張ったりするし。

 

 ストイックな集中力って、音大に入るための能力の一つ。けっこう、強い。

 

 音楽をしていると繊細だと思われがちだけど、けっこうタフ(笑)。

 

 レッスンのときの先生の指導って、本当に厳しいもんね。

 

 そう、人格否定されたような気持ちになったりね。

  それに耐えてきたんだから、強い。入社してすぐ、叱られていなくなっちゃったなんて子が

  ときどきいるけど、音大生なら大丈夫。企業もお買い得(笑)。

 

 

演奏家以外で音楽を仕事にしていくこと

 

 SさんとAさんは特別支援学校の先生だよね。

 

 障害児教育って、教育現場以外で解決に取り組まなければならないことがたくさんあるし、

  公立校教諭だから制約も多いんだ。

 

 大変な仕事だね。でも、音楽が仕事になってるじゃない。

 

 鑑賞の時間ならグランドピアノを弾いて生徒に聴かせることもあるけれど、音楽の授業を

  どう組み立てるか、毎週、そういうことに頭を悩ませてる。国語も数学も教えるし、しか

  も教科書がない。

 

 障害の度合いが生徒によって違うから、教科書はあまり使わない。

 

 音以外で音楽を伝えることを考えなければならないこともある。いまの仕事はとにかく体力

  勝負で、この子の担任が終わったら辞めようと、毎年考えてる(笑)。

 

 私も、大学院でもっと勉強したい。もし行くなら数年以内に決めないと。大学で教職はとった

  けど、障害児教育の資格をとるために、卒業して1年間、横浜国大の専攻科に行って、実践が

  必要だからといまの仕事に就いた。大変だけど充実はしてる。

  でも、小児科の臨床心理のことをもっと深く学びたい。

 

 勉強家なんだ。

 

 中学生の頃、音楽療法に興味を持ったのが最初で、医学系に進むか音楽系に進むかを考えて、

  結局、音大の音楽療法士コースに進んだんだ。学生のとき、ボランティアで病院の病弱児童

  に音楽を教える体験をしたの。それが原点かな。

 

 私も音楽と臨床心理士をめざしていた時期があった。音楽と心理の関係を追求したくて、

  その結果が教育につながったのかな。教員でなくても、病院で音楽を使って何かできたらと

  思っていたし。

 

 Sちゃんも、卒業してすぐには就職しなかったよね。

 

 卒業後の1年は師匠について、音楽のキビシー実践的指導を受けていました(笑)。

  実際に、統合失調症で社会復帰をめざす患者さんと音楽を一緒にやったり、障害児の音楽の

  レッスンをしたりとか。週4日は師匠についていろいろなところを飛び回ってた。でもそれ

  が、その後の糧になり引き出しになり、教員の採用面接のときも自信になったと思う。

 

 

音大で学んだことを人生に活かしていく

 

 うちの学校って、卒業してもすぐには就職しないって人が多いかも。とりあえずお試しで

  就活をする人もいるし。みんな最初は、なんらかの形で音楽に関わる仕事をめざすんだけど、

  難しかったり、自分の進路がはっきりわからなかったり。

 

 音楽療法士になってもその資格だけで食べていくことは、現実的にはなかなか難しい。

  音大卒に限らず、自分の進路を決めるのって難しいし、実際に働いていても、この職業でい

  いのかと考えることは、常にある。

 

 でも、せっかく音楽を学んだんだから、そこに関わりながら生活していきたいと思うし、い

  ろんな形で、それはできると思いたい。

 

 私は、仕事とそれ以外のバランスが大事だと思ってる。歌も、プロになるわけじゃないけれ

  ど、いろんなチャンスをつかまえてやっていきたいし、やっぱりうまくなりたい。

 

 そういう意味では、音大卒って、自分の生き方や将来について、在学中も卒業後も、自身に

  問いかけることが、他大学の人と比べて多いのかも。

 

 それって、ある意味、いいことかもね。学費は高かったけど。

 

 親にとってはどうだかわからないけれど、とにかくそれだけの投資をしてもらったんだから、

  自分自身の人生でそれを回収しないと自分が不良債権になっちゃう。

 

 そう。音大に入ったからには、モトをとらなきゃ(笑)。

 

 

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